プロミス・シンデレラ 12巻85話86話87話（橘オレコ/裏少年サンデーコミックス）のあらすじとネタバレを含む感想を紹介します。
12巻85話 あらすじ
密室の中で、恵と男性数人に囲まれてしまった早梅は、抵抗すら出来ずに絶体絶命のピンチを迎えてしまう。
果たして早梅はどうなってしまうのか！？
12巻85話 感想
恵はまりりんと同期のモデルだった事が驚きました。
今更早梅の前に現れた恵ですが、やはりあのバースデーパーティーが相当屈辱的だったのでしょうね。
しかも壱成ではなく、早梅に仕返しをしようとしているのが余計に性格の悪さが出ている様に思います。
さすがの早梅も、男性達から手を抑えられている状況では何も出来なくなりましたね。
一方の壱成は早梅の姿が急に見えなくなった事を心配していると、そこで恵が関与している事を知り、危機一髪の状況で早梅の前に救世主の様に現れます。
まりりんも、壱成と一緒にいたいが為に恵と二人でグルになったのかと思いましたが、恵を心底軽蔑し、冷静になる様に促していて意外にいい人で驚きました。
何がなんでも壱成を手に入れようとするのかとも思いましたが、早梅と壱成の絆が分かり、身を引こうとしているまりりんにこれから良い人が見つかって幸せになって欲しいと思いました。
そんな時に天馬が現れて、天馬が自分の王子様かもしれないとピンときたまりりんと天馬が、これからどうなるのかとても楽しみです！
12巻86話 あらすじ
色々とあったパーティーも終わり、やっと二人きりになれた早梅と壱成は、恋人でもない微妙な関係で二人だけのクリスマスを迎える。
しかしそんな時間も長くは続かず、壱成は初めてのスキャンダルが報じれます。
12巻86話 感想
妄想では良くあった『早梅を家に誘う事』が、さっそく現実へとなっていますね。笑
しかもクリスマスパーティーで色々ありましたが、そこで改めてお互いの気持ちも知れた後に、二人だけのパーティーを家でするなんて…何か起こりそうな展開しかないです！！笑
実際に壱成の家で、二人だけの時間を過ごしますが、恋人ではないので一線を引いているものの、お互いが惹かれあっている雰囲気はダダ漏れです。
お互い嫉妬したり、壱成がどうにかして早梅とスキンシップを取ろうとして本当に見ていてニヤニヤが止まらず、私まで幸せな気持ちにさせられました！
このままこの幸せな時間が流れていくと思っていましたが、何と壱成に初スキャンダルが報じられます。
しかしこれは、例のパーティーの帰りにまりりんが壱成のほっぺにキスをしたのを偶然に撮られただけで、早梅もその場にいたし全然やましい事なんか無かったのは早梅も知っています。
しかし何も無い事は知っていても、世間から誤解されてしまうのは良い気はしないですよね。
有名になればなる程、プライベートがなくなるし、デタラメな記事によって自分や自分の大事な人が傷ついてしまったりと本当に大変だと思います。
早梅もそこまで気にはしていませんが、壱成が有名になって、これからもスキャンダルに追われる立場になると思ったら気が気じゃなくなりますね。
壱成のスキャンダルが報じられた週刊誌を、謎の人物が眺めていますが…。
この人物の正体が気になります。
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12巻87話 あらすじ
まりりんの事で、壱成の周りにも記者が張り付く様になり、自分のマンションにも居られなくなった壱成。
しかし実家に戻ってきた壱成に、まさかの人が訪ねてきます。
12巻87話 感想
本当に壱成とは何も無かったのに、ほっぺにキスをして『誤解を生んだ』だけで決まっていたドラマも降板させられ、芸能界引退まで迫られてしまうなんてやり過ぎですよね。
やっと手に入れた夢の世界で頑張っているのに、恵がリークをした事でこんな事になってしまうなんて本当に可哀想です。
まりりんは記者から、不倫をした自分の母親の話を引き合いに出され、それを聞いていた壱成が記者に反論したりと、記者達はわざと怒らせる事を言っていて本当に性格が悪いですね。
壱成が反論した事ももちろん記事にされていて、記者達の思うツボになっていっていると思います。
壱成もこのまま仕事を続けられるのか分からない状況になり、実家に帰った壱成の前に心配した母親が登場します。
壱成としては不倫をして、自分を捨てたはずの母親から今更心配されても嬉しくはないですよね。
家を飛び出した壱成は、後ろから追ってきた早梅に、自立をしようとしても結局は散々な目に遭っている今の状況に対して、こんな弱気になっている姿を初めて見ました。
二人が一緒になる為には、困難は沢山ありますが、どうか今の辛い状況も二人で乗り越えて欲しいです。
片岡家の使用人、吉寅がどんな人なのか謎に包まれたままでしたが、吉寅は背中に刺青を入れるような職業から足を洗った事、そして悦子の妹の直子との事が知れて本当に驚きました。
ただの使用人ではなく、元々ヤ〇ザだったなんて…！全然想像出来ません！
直子と吉寅は、お互い思いあっている二人ですが直子には家同士が決めた婚約者がいて、もうすぐ嫁ぎにいくという二人にとってもとても辛い状況ですね。
吉寅に別れを告げ、嫁ぎに行っている直子の気持ちになると、本当に胸が苦しくなります。
しかし直子は嫁いで幸せになる訳でもなく、跡取りだけの目的だと知ってしまった吉寅が、一人で直子を助けに行き、直子に思いを伝えた時には涙が止まらなくなりました。
体も弱くて長くは生きられなかった直子ですが、吉寅の中では今でもまだ直子は生きているんだと思い、吉寅がどんな思いで悦子に仕えているかを知れて本当に良かったです。
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